お金はなかったら不安、あっても不安

「お金がないから将来に対して不安になる」とは、よく聞く話ですが…。実はお金はあっても不安がついてまわるのです。この意味って一体どういうことなのでしょうか。

この記事はこんな方におススメです!

お金の不安をなくす方法を知りたい方

漠然とした将来への不安を解消したい方

貯蓄があってもお金の不安が消えない方

将来のお金を作る方法を知りたい方

目次

あるのに不安

少し前に、ある講座で一緒に学んだ仲間数人とオンラインで話をしていた時のこと。みんなでお金の話になりました。その中の一人が、「昔はマメにお金の管理をしていたけどね。でも、お金ってあったら、貯金額を減らさないようにしてしまうでしょ。お金ってあっても不安があるよね。」と、言いました。

そうです!この発言が証明するようにお金ってあっても不安はついて回るのです

お金があっても不安なのは

お金があっても不安になるのは、いつのタイミングで、どれくらいのお金が必要なのか知らないからです。

厚生労働省の「簡易生命表(令和4年)」 によると、2022年の日本人の平均寿命は男性81.05歳、女性87.09歳となっています。1955年の平均寿命 は、男性63.6歳・女性67.75歳です。約70年たった今、約1.3倍長生きになっています。これはあくまで平均値になるので人によって何歳まで生きるのかは異なりますが、老後生活が以前より長くなっていることは事実です。人生は長ければ長いほど、必要なお金は増えます。長生きすることでどれくらいのお金が自分には必要なのか知らないから、長生きできることの幸福感よりも不安が先にきてしまうのです。

「わからない」を「わかる」に変える

もしも、お金の不安がついて回るのであれば、お金のことで「わからない」を「わかる」にかえればいいのです。最後に、「わからない」を「わかる」に変える3stepをご案内します。

step1家計のお金の流れを知ることです。入ってくるお金、出ていくお金を知りましょう。

step2いつのタイミングで、どれくらいのお金を使うのか知ることです。お金はたくさんあればいいというものではなく、自分に合った金額を知ることが大切です。

step3必要なタイミングでお金が足りなさそうなら、そのためにできることを始めることです。

この3stepを進めるために、ライフプランがあります。ライフプランを作成することで、お金の面でどのような人生設計をしていけばいいか知ることができます。ライフプランで全体のお金の流れを知ってから、必要な制度を利用しましょう。少々手間に感じるかもしれませんが、全体を知らないままNISAやiDeCo、個人年金保険などでお金を作る準備を始めてもお金の不安はなくなりません。

お金の安心を得るために

自分に必要なお金の金額と使うタイミングがわかれば、お金があることが安心に変わります。貯蓄額が減ってしまって不安になることもないでしょう。日々忙しくて、なかなかお金のことを整理する時間をとることが難しいという方、詳しい人に相談したいという方はぜひ専門家を使ってください。よりスピーディに、正確にお金のことと向き合うことができます。

お金のことは、今の生活が成り立っていれば後回しにしてしまいがちです。でも、あなたの行動が将来を変えます。できることから始めていきましょう。


 

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次